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口腔ケア室

口腔ケア室(歯科)のご案内

口には、食べる事や呼吸だけでなくコミュニケーションにかかわる重要な役割があります。
口の機能が低下すると、よく噛めないことで食べ物の種類が制限されたり、栄養の偏りなどからエネルギー不足になったり、体力・免疫力の低下、筋力の低下などにもつながり、さまざまな感染症にもかかりやすくなります。
食べる事や会話に支障をきたすと、社会との交流も薄れる可能性があります。
さらに年齢を重ねると、体力や脳の衰えなど様々な変化が現れますが、口の中も例外ではありません。
口の健康を維持し改善・向上することは、全身の健康にプラスになるだけでなく、人や社会と活発に交流し心身ともに自立した生活を送る為に欠かすことはできません。口腔ケア室(歯科)は、口の健康を通して、人としての自立と尊厳を守ることを支援しています。

歯科の取りくみ

口腔ケア

入院患者さまの口の環境改善と口の機能を保つための口腔ケアを行っています。
口から食べることのできる方には、安全においしく食べられるように、歯や口の病気を予防し、口の機能を整えるとりくみをしています。また、口から食べられない方にも、口の中を清潔に保ち、誤嚥性肺炎予防や口腔機能・口腔環境改善の為に歯科衛生士による専門的口腔ケアを行っています。

歯科治療

口腔ケア
入院中に全身管理のもと、適切な歯科治療を行うことで、早期の口腔環境改善を目指しています。むし歯の処置や、歯周病治療、必要な外科処置や入れ歯の調整・作製など様々な歯科治療を行っています。
今まで色々な理由で歯科治療ができなかった方も、安心して治療できるよう多職種と連携していますので、入院期間中に歯の痛みや入れ歯の不具合などを我慢せずに、快適な療養生活を送る事が出来ます。
  • 入院期間中に歯科治療が行える数少ない病院です。
  • 治療希望がある方は、看護師にお伝えください。

また、歯科衛生士は病棟におりますので、お困りのことなど気軽に相談ください。