栄養科
スタッフ体制
管理栄養士 | 3名 |
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栄養士 | 3名 |
調理師、調理補助 | 6名 |
業務の概要
給食管理
患者さまの病状の改善や心身の健康状態の維持につながるように、安全・安心な食事の提供を心掛けています。
栄養管理
入院中の患者さま一人一人の栄養管理を多職種と連携して行っています。
栄養食事指導・食事相談
外来および入院中の患者さまや家族さまに対して、治療の一環として必要な食事指導や食事相談を行っています。
業務の詳細
給食管理
①治療・健康維持のための食事提供
医師の指示のもと、患者さまの状態に合わせ一般食または治療食の提供を行っています。
②食べやすい食形態での提供
嚥下機能が落ちている患者さまや口腔機能で問題がある方に対して、食べやすい食形態(極小キザミ、ムース、ミキサーなど)で対応をしています。
③食欲がない時の対応
本人が食べやすい物を提供したり、高エネルギーのゼリーやドリンクなどの補助食品を追加して対応しています。
④アレルギー対応
アレルギーがある患者さまには対象食品を除去した食事の提供を行っています。
⑤ 月一回の行事食(お楽しみ食)
4月 春づくし膳
5月 鯉のぼり膳
9月 敬老の日御膳
栄養管理
① 一般病棟・地域包括病棟
患者さまに対して定期的な栄養アセスメントと評価を行い、栄養状態の悪化を防いでいます。
② 回復期病棟
回復期はリハビリを目的とした病棟のため、患者さまのリハビリ量を確認しながら栄養管理を行っています。現在週1回、多職種が集まって栄養状態の悪い患者さまに対してのリハビリ栄養カンファレンスも行っています。
栄養食事指導・食事相談
① 外来食事栄養指導・食事相談
医師の指示に基づいて、糖尿病などの生活習慣病改善や疾病予防のために患者さまそれぞれに合わせた食事指導や食事相談を行っています。
② 入院食事栄養指導・食事相談
治療食を提供している患者さまに対して、入院時には当院での提供する食事内容の説明を行い、退院時には退院後も継続して疾病に配慮した食事ができるよう提案を行ったり質問にお答えしたりしています。
また治療食以外にも嚥下面で問題がある方は、それに適した調理の仕方をお伝えしています。
チーム医療(病院としての取り組み)
NST(栄養サポートチーム)/褥瘡対策委員会
毎月多職種(医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師・歯科衛生士)が集まり連携して、低栄養状態の患者さまや褥瘡など皮膚トラブルのある患者さまに対しての栄養評価や改善対策を検討しています。カンファレンス後には回診を行い、患者さま自身の意見を聞いて計画を決定しています。